美肌を求めてさまよう…

40歳からのアンチエイジング、EUで美肌を追及する日々を記録しています。

自宅で手軽にピーリング、効果は想像以上

40歳を過ぎて、いろんな美容の裏技をもっと若くから知っていれば良かった…と悔やむEU在住アラフォー女子ぱんだ🐼です。

 

先日書いた、記事についていくつか質問いただきました。

 

bellepeau40.hatenablog.com

 

というわけでグリコール酸クリームと若返りについて、もう少し詳しく考察してみたいと思います。

 

【目次】

 

グリコール酸って何?

グリコール酸は、フルーツ酸 (AHA) の一種である角質除去成分です。

角質除去作用が、他のピーリング剤より強力で毛穴の黒ずみや古い角質を取り除いてくれる効果があります。

クリニックではニキビ治療で使用されることが多いようですが、初期のシミや色素沈着、小じわの改善も期待できるため、多くのアンチエイジングコスメに配合されています。

クレンジングやふき取りトナーなどで使用するとたった一度で肌の手触りの違いやつるつる感が実感できます。

とにかくその即効的な効果が人気です。

 

グリコール酸の作用については?

グリコール酸は通常の洗顔では落としきれない古い角質を取り除く「角質剥離作用」があります。
肌表面の角質層が厚くなりすぎると毛穴を塞ぎ、ニキビの原因となるためグリコール酸によって取り除くとニキビの改善、予防になります。

 

アンチエイジング的にとっても興味深いのが「美白効果」。
こちらも作用としては同じで、肌表面の角質を取り除くことにより、肌のトーンが明るくなりくすみ改善、予防の効果があります。

 

そして、細胞分裂が活発化し皮膚の再生力も高まるのでメラニンの代謝促進となり、軽いシミや色素沈着改善の効果が可能性としてあるそうです。
シミの色素を吐き出す効果、という風に言われることも。

 

グリコール酸のピーリング作用により毛穴の角質が取り除かれ、毛穴の黒ずみや凹凸改善の効果があります。

 

角質が硬くなったり、新陳代謝が低下して角質層が厚くなると皮膚が固くなり小じわができてしまいます。
ピーリングの作用で皮膚表面の余分な角質が取り除かれ、柔らかくなめらかになるので小じわが目立たなくなります。

 

肌表面の余分な角質を除去し、角質層を適正に整えるためターンオーバーが促進されたり、化粧品の美容成分の浸透を良くしたり…いろいろと良いことあるみたいです。

お肌の生まれ変わりのサイクルが正常化されるんですね。

 

やりすぎるとどうなるの?

実際に一度で違いを実感するため、毎日使い続けたらすっごい美肌になってしまうんじゃないだろうか?なんて思ってしまいます。

しかし、ピーリングとは肌の表面の角質をはがしているわけですのでやりすぎは禁物です。

ピーリングは肌を美しくしてくれますが、古い皮膚をはがして新しい皮膚の再生を促すことできれいになっていることを理解してないと恐ろしいことになります。

剥がして、剥がして、剥がして…ではダメなんです。

剥がした後に新しい肌が十分に育つのを待つ事こそが大事なんです。

 

グリコール酸のクリームを塗った時、ピリピリとした刺激を肌に感じました。

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Reviva Labs, 10%グリコール酸クリーム

 

このピリピリ感は皮膚の角質を破壊するときの刺激なのだと思います。
破壊された角質は、剥がれ落ちるので皮向けが起こります。

皮膚組織は表皮が剥がれ落ちることによって新しい角質を迅速に育てようとします。
このサイクルによって古い肌→新しい肌へ生まれ変わるわけです。
自然の新陳代謝に任していたらこの皮膚再生がうまくいかないアラフォー肌にはお助け的薬剤です。
それと同時に使い方を間違えて過激なケアをしてしまうと、逆に肌を痛めてしまう可能性もある事を覚えておいてくださいね。

 

 グリコール酸でピーリングする頻度は?

グリコール酸でピーリングを行う頻度についてです。
上記の商品には使用頻度、週に何度?などについては記載されていません。
肌質や状態によって個人差が大きいからあえて書いていないのだと思います。

 

美容クリニックで施術してもらうグリコール酸のピーリングは2週間に一度のものが多いようです。

これは、自宅ピーリングと違って薬剤が20%以上の高濃度のものを使用していることや通院の問題などでこのようになっているのかもしれません。

 

また新陳代謝に合わせて月に一度数日間連続で使用する、というリピーターさんもいらっしゃるようです。
ターンオーバーの原理を考えたら理にかなっているのかもしれませんが、塗り続ける数日間引きこもって生活するわけにはいかないので、普通の人はちょっとマネするのはむつかしいかも。

 

そして、耳寄りなのはグリコール酸のピーリングの頻度は年齢によって変わってくるということ。
ターンオーバーが滞りがちな40代、50代は10代、20代の肌に比べてピーリングの頻度が高くても問題ないのだとか。

 

結局のところ、ご自身の肌状態を見ながら理想の頻度を見つけるしか、方法はないように思います。
ちなみに私は、週一で使ってますが直後の肌が癖になりそうな艶を放っているので、毎日でも塗布したくなる気持ちを抑えております(笑)

この週一度、グリコール酸10%のクリームの使用で、肌が驚くほど変わったのを実感しています。
実際に小じわが消え、ハリが出てきたために眉間の深めの皺も目立たなくなっています。
くすみが消えるのは言うまでもありませんが、吹き出物の跡が沈着したようなシミにも効果がみられました。
毛穴の黒ずみ、陥没の改善が今のところ一番すぐにはっきりとわかった変化かもしれません。
アラフォーのオバ肌は何といってもたるみが原因の毛穴だと思いますので、少しは若々しく見える肌に近づいているかと思います。

 

しかし、やっぱりピーリング後にはやや乾燥が気になります。
この乾燥感がある間は次のピーリングは待ったほうが良いといわれています。
乾燥を感じている期間=ピーリング周期と考えて頻度を探ってみてはいかがでしょうか?

ちなみに乾燥期間中はビタミンEクリームでケアしています。
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Cococare, ビタミンEクリーム、12,000 IU

 

ビタミンEクリームは傷を治すのを早める効果があるといわれていますよ♪
実際に皮向けはこれですぐに治まります。

 

「魔法のクリーム」ではないので、節度ある使用をお勧め

何かと良い部分ばかり耳に入ってくる美容クリーム、美肌コスメですが…
ピーリングに関して言えば、諸刃の剣だということをしっかり理解して使っていくことが大切だと思います。
適度に使えば最高の美肌効果が期待できますが、使いすぎ、間違った方法で使用すると肌にトラブルを引き起こす原因となります。

 

特に気を付けたいのがピーリング後の紫外線予防ケア。
グリコール酸塗布後は肌の角質が剥がれ落ち、無防備な状態になっています。
この状態で日焼けをすると、普段よりシミの原因になることは想像できますよね。
必ず紫外線カット効果の高めの日焼け止めを塗りましょう。

 

そして、使いすぎについては前章で話した通り、育つのを待たなければ美肌は生まれてきません。
頻繁に使い続けたことによる肌トラブルとして、皮膚が薄くなりすぎて敏感肌になってしまうこと。
何事もほどほどが大切です。

 

心配な方は、やはりクリニックで処方してもらうのが一番安心ですね。

 

ちなみに、当ブログのコスメやサプリの効果実感はすべて個人の感想であり、効果をお約束するものではないことをご理解ください。

 

それではみなさま、チャオ~