美肌を求めてさまよう…

40歳からのアンチエイジング、EUで美肌を追及する日々を記録しています。

40代のピル事情

40歳を過ぎて、お医者にかかる機会がけた違いに増えた、EU在住アラフォー女子ぱんだ🐼です。

今日は、EUでは女性の大半が服用していると言われるピルについてのお話です。

目次

 

避妊目的で私も服用しているピルですが、美肌効果や更年期の症状を軽減する目的で服用する人もいるそうですね。
自ら服用した経験からの、ピルと美肌効果についてです♪

 低用量ピルとミニピル

 低用量ピル

ピルと言えば一般的には低用量ピルの事を指すかと思います。
私も渡仏後~妊娠希望時期までの間はこの、低用量ピルのお世話になっていました。
1シート21錠で、21日のんだら7日間をあける、その7日間の間に通常より軽めの生理があるというもの。
出血の期間はあるものの、前もって日にちがわかるため旅行などの計画が立てやすく、また生理期間も短く生理痛も軽くなりました。
そして、ホルモンバランスの乱れが原因と思われる大人ニキビができにくくなりました。

同時に吐き気や頭痛、倦怠感や体重増加などの副作用がある人もいるようです。

 ミニピル

出産後~現在はこのミニピルのお世話になっています。
1シート28錠で上記の低用量ピルと違って休み期間をおかずに飲み続けるタイプ。

ミニピルは低用量ピルと違って排卵を止める働きはないので、自然の排卵によって生理があったりなかったりするのが普通なのだとか。人によって違う、と言われました。

私の場合は不定期に不定期間出血のようなものがあります。
大体は1~2日のみ、茶オリっぽい出血が少量です。
ですが時折がっつりと1週間以上出血することもあり、こういう場合は真っ赤な鮮血ですが自然な生理よりはずっと少量です。

基本的には出血量はピルを服用しないときに比べてずっと減るので、生理に煩わされることは少なくなりました。
でも出血がいつ起こるかわからないので、旅行やプールなどの予定は立てにくくなったかも…まぁ、そんな予定の日に出血があったとしても少量であまり困らない場合がほとんどですが。

 

40代のピルの選択肢

私がなぜ以前と現在で違う種類のピルを飲んでいるかというと…
40代以降は低用量ピルを処方してもらいない!からなのです。

40代以降は低用量ピルの服用が原因で血栓症のリスクが高まると言われており、避妊目的であればミニピルが処方されることが多いようです。

かかりつけの一般医に行けば処方箋をもらえて、3か月分が5ユーロ~30ユーロ程度とお手頃価格なのも魅力。
私の場合任意保険でカバーされているため薬代は0ユーロ♪

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また、避妊リングや避妊パッチなどピル以外の選択肢も多いのがフランスの良いところ。こういう手段であれば3年に一度程度の処置で良いため、飲み忘れたりする事もないのが良いところ。

避妊リングは副作用で生理痛がひどくなるような作用があると聞きますが、パッチには興味津々。
ぜひそのうちチャレンジしてみたと思っています。

 

ピルの美肌効果

低用量ピルを服用していた時は目に見えてニキビが減りました。

ですが、現在服用中のミニピルにはニキビを軽減する効果は低用量ピルに比べて弱いそうですが、服用者の中には肌が安定して口内炎や吹き出物ができなくなった、という声もあるそうです。

私自身に関して言いますと…40代になってから普段ニキビができることはほとんどなくなりました。ただ排卵期?と思われる時期に顎のあたりに一つ二つ治りにくいニキビができることも。

これはミニピルは排卵を止める作用のない薬なので、自然に生理前の肌の不調やイライラなどは起こると言われているからだと思います。

ただ、ホルモンバランスの乱れによる辛い作用は私はさほどありませんので、今のところこのピルで困っていません。
あと何年後かに更年期の症状で悩むようになれば、またその時はお医者に駆け込んで相談するのみです(笑)

 

黄体ホルモンの働き

しかしながら、ミニピルに含まれている黄体ホルモンは、ニキビをはじめとする皮膚疾患を治す働きがあるともいわれています。

また脳細胞には黄体ホルモンが高濃度に含まれているため、記憶力や精神機能を高める働きがある、という研究もあるのだとか。

 

というわけで、EUの選択肢も多く気軽に服用できるピル事情でした。

それではみなさま、チャオ~🐼