美肌を求めてさまよう…

40歳からのアンチエイジング、EUで美肌を追及する日々を記録しています。

見た目年齢が一気に上がる「黄色い老け肌」について…

 

40歳を過ぎて自分の肌に「黄色」を強く感じるようになった、EU在住アラフォー女子ぱんだ🐼です。

 

ヨーロッパに住んでいると嫌でも自分が黄色人種だと意識させられることも多いのですが…それとは別の意味で「黄色」を感じる今日この頃。

以前から気になっていた肌のくすみとは別に、「黄ぐすみ」に悩まされるようになりました。

年齢と共に気になる肌のくすみの原因と対策について考えてみました。
ちょっと長いです!

 

 

目次

 

 黄ぐすみ肌とは

f:id:bellepeau40:20171001235735j:plain

元々の肌は色白な方なのに、ある日自分の肌が何だか黄色っぽいような気がして気になって仕方がないってこと、アラフォー、アラフィフ世代の方なら身に覚えがあるかもしれません。

黄色っぽく日焼け後の色素沈着が落ちないような何とも表現しがたい不快な色…これがいわゆる黄ぐすみ肌で、肌の老化と共に進行していき元には戻らないということを知ってからは黄ぐすみ対策で頭がいっぱいになってしまいました。

 

そもそも黄ぐすみ肌とは肌のくすみの一種で、その原因物質は少しずつ肌に蓄積されていき、皮膚を黄色くくすませるだけでなく本格的な老化への進んでいくのだとか。

黄ぐすみ肌は老化への扉を開いた段階。
今すぐに対策したら少しはましになるかもしれないと、原因や予防について調べてみました。

 

黄ぐすみ肌の原因

年齢と共に肌が黄色くくすむ現象は、メラニン色素の沈着、血行不良の他に「糖化」と「カルボニル化」の二つが大きな原因として考えられます。

糖化

糖化とは、体内のたんぱく質と血液中の余分な糖が結びついて、コラーゲンやエラスチンを変性させてしまう現象。

たんぱく質と糖が結合すると「AGEs」(終末糖化生成物)をつくり出し、これが肌を黄色くくすませてしまう原因となります。

AGEsが徐々に体内に蓄積してくると肌の黄ぐすみだけでなく様々な肌トラブルが起こります。

肌の奥深い真皮のコラーゲンやエラスチンが糖化すると黄色く変色します。これがいわゆる黄ぐすみ肌。

さらにコラーゲン&エラスチンの糖化により肌は弾力を失い、深いしわやほうれい線、肌のたるみや毛穴落ちの原因にもなります。

また、糖化は真皮だけでなく肌の表皮の角質層でも起こります。

角質層の糖化はターンオーバーを乱し、乾燥の原因にもなります…

 

アラフォー女子のお肌の悩みがずらずらと出てきた、糖化が原因の老化現象。
糖化、怖い!

カルボニル化

カルボニル化とは、体内のたんぱく質と酸化した皮脂の結合によって起きる現象。

たんぱく質が変質するため、肌を黄色くくすませます。

カルボニル化の一番の原因は皮脂の酸化で、紫外線のダメージによって発生した活性酸素が原因です。

カルボニル化したお肌の黄ぐすみは糖化が原因の黄ぐすみより濃い色をしているともいわれており、主に40代以降にぐっと増えるのだそうです。

カルボニル化は肌のくすみだけでなく、しわやほうれい線、肌のたるみ、毛穴落ちなど肌の老化の原因の一つと言われています。

 

糖化の黄ぐすみより濃いくすみって…!
40代以降に増えると聞いて納得。

 

出来てしまった黄ぐすみは消せないの?

真皮層の新陳代謝は3~5年単位で行われるため、糖化やカルボニル化が真皮まで及んでいる場合には代謝されるのに10年以上の年月がかかると言われています。

一度真皮層まで糖化、カルボニル化が進んでしまうと修復するのはなかなか難しいのが現状です。

 

一方で表皮のターンオーバーは28日周期(アラフォー、アラフィフでも40~50日程度)なので、ケアすれば2~3か月ほどで効果が表れる可能性があります。
表皮の黄ぐすみを排出するために、基本に戻って新陳代謝を促すような働きかけが大切になってきます。
急がば回れ、でも着実に黄ぐすみを体の外へ追い出すのが大切。

 

しかしその間にも糖化、カルボニル化はどんどんと蓄積されていくので、日々抗酸化対策を意識した予防が必要です。

新陳代謝によって肌から黄ぐすみが排出され、予防によって新しいくすみの素が作られなければ確実に肌は黄ぐすみから解放されるに違いありません。

 

黄ぐすみ肌の予防対策

肌の黄ぐすみは、体内の変性で起きる老化現象。
予防には抗酸化を意識した食生活や紫外線対策が大切です。
では、具体的な対策はどのような事をすればよいのかをまとめてみました。

 

血糖値を上げない

炭水化物をとり過ぎると血糖値があがり糖化を招く原因となります。

甘いものを控えることや、食事の際サラダなど野菜を先に食べる「ベジファースト」を心掛けるなど、ちょっとした心がけが大切。

糖質制限の食事法を一読して、糖の多い食材を知っておくことも予防につながるかもしれません。

 

飲みすぎ注意!

アルコールのとり過ぎも糖化を招く原因となります。

特にビールや日本酒には糖分が多く含まれるので、糖化を招く物質を増加させます。

また、アルコールが体内で分解される際にビタミンB1が多く消費され不足しがちになり、それが原因で皮脂分泌が促進されカルボニル化も引き起こす原因となります。

食事会などでお酒を飲む機会があった場合は、糖分が少ない焼酎やワインを選ぶというのも一つの手かも。

 

十分な睡眠を

睡眠不足になると肌は疲労して、ターンオーバーの乱れにつながります。

ターンオーバーが乱れると肌の生まれ変わりがうまくできす、肌にたまった糖化やカルボニル化の原因物質を排出することが出来ません。

 昔から睡眠不足は美肌の大敵と言われていますが、なるほど、納得。

 

紫外線対策

紫外線を浴びると肌が老化するのは常識となってきましたが…カルボニル化の原因にもなるので夏冬問わず一年中紫外線対策が必要です。

日焼け止めクリームだけではなく日傘や飲む日焼け止め効果のあるサプリなど取り入れることも必要かも。

私はコレ、買う予定です。

※リンクには表示価格より-5%になる紹介コード「PIN5416」が設定されています。

 

黄ぐすみ肌の対策ですが、結局のところ健康を維持するために大切な事ばかりかもしれません。

抗酸化対策としてサプリを飲む

体内で起きる老化現象であるため、内部からの働きかけである抗酸化、抗糖化作用のあるサプリを飲むのも効果的。 

身近なビタミン類でも、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどは、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。

さらに肌の老化防止、くすみ改善目的で、抗酸化作用の高い成分を調べてみたところ、アスタキサンチンαリポ酸アルギニンの3つか気になっています。

アスタキサンチン

アスタキサンチンの抗酸化力は、ビタミンEの1000倍、ビタミンCの約6,000倍とも言われ、広範囲に働きかけて肌の酸化を防ぐ効果が大変高い成分です。

紫外線やストレスが原因で増えてしまった活性酸素を抑える抗酸化作用があるため、カルボニル化を防ぐ効果が期待できます。

 

活性酸素から肌細胞を守ることにより、肌のターンオーバーを正常化させ、結果コラーゲンの破壊を防いだり、シミやくすみを予防する効果につながります。

またアスタキサンチンには抗炎症作用もあり、肌荒れを改善してくれる嬉しい働きも。

 

さらに、肌に弾力を与えるコラーゲンやエラスチンの生成を促す効果がある為、肌の保水力が高まりうるおいを保つことが出来ます。
肌が乾燥すると大人ニキビやしわやシミの他、様々な肌トラブルの原因となるため、保水力の高い肌を維持できるのは嬉しい効果♪

 

そして、目の老化防止や眼精疲労にも有効で白内障の予防などにも効果があるとされています。

他にも更年期障害の症状緩和や認知症の予防の効果や冷え症の改善、動脈硬化、脳梗塞の予防などにも効果的。

アラフォー、アラフィフ世代には無関係ではない話かもしれませんよ。

※リンクには表示価格より-5%になる紹介コード「PIN5416」が設定されています。

 

αリポ酸

非常に強く効率的な抗酸化作用があると言われているαリポ酸。
生体機能に不可欠な成分ですが、食品からの摂取は難しいのが現状です。
体内で合成することが出来る物質ではあるのですが、肌の老化を予防するほどの抗酸化作用を補うには不足しがちです。

 

また抗酸化作用だけでなく、黄ぐすみ肌の大敵である糖化を防ぐ抗糖化作用もあるのがこのαリポ酸です。

これは体内の糖の代謝を促進する働きがあるためで、糖質制限が難しい場合にも身体の中にある糖分を燃焼させて糖化を抑制してくれるわけなのです。

 

この他にも、コラーゲンの代謝を促進し新しいコラーゲンができるのを促進する働きや、他の抗酸化成分が酸化した時にそれらを還元する効果もあるのが特徴です。

 

黄ぐすみ肌が気になる私、知れば知るほどすぐにでも飲みたくなり、調べている途中で早速ポチしてしまったほど、抗酸化サプリの中でも一番効果が期待しているαリポ酸です。

※リンクには表示価格より-5%になる紹介コード「PIN5416」が設定されています。

 

アルギニン

アルギニンは血管の中で一酸化窒素の生成を活性化させ、血管内の老廃物を取り除く作用があります。
アルギニンは体内合成できる成分ですが年齢とともに減ってしまうためサプリで補うのが効果的。

 

一般的に成人病予防やダイエットに効果のあるサプリとしての認識の方が高いかもしれませんが…抗酸化作用にプラスしてたんぱく質の糖化を防ぐ働きにも注目されています。

 

まず、アルギニンはコラーゲンが体内で生成されるのを助ける効果があります。
糖化を起こしやすいたんぱく質であるコラーゲン、この糖化を協力に抑制し肌を老化させるのを防ぐ働きも持っています。

 

そして、美肌効果として成長ホルモンの分泌を増やす働きも気になります。
成長ホルモンの分泌は成長期の10代でピークを迎えるものの障害分泌され続けています。
しかし40代ではピーク時の約半分にまで分泌量が減るというのが現実。
成長ホルモンは細胞分裂を促進させる働きもあり、減ってしまうと肌のハリやツヤが失われる、髪の量が減ったり細くなったりなど美肌面でのダメージも大。
また、成長ホルモン減少によって骨粗しょう症や筋肉量、筋力低下など…他にも様々な心身の老化が起こりやすくなります。
このため、成長ホルモンの分泌を促進させる効果のあるアルギニンは「若返りのサプリ」などともいわれているのだとか(笑)

 

他にも、免疫力UP、動脈硬化の予防、認知症の予防や治療に使われたりもしています。
「老化」というワードからは目をそむけたくなる世代ではありますが…近いうちに訪れるであろうこれらの老化現象を少しでも抑えるためにも効果的なサプリかもしれません。

※リンクには表示価格より-5%になる紹介コード「PIN5416」が設定されています。

 

以上3つのサプリは、効果を調べれば調べるほどすぐにでも取り入れたくなり、すぐに注文してしまいました。
後日、実際にのんでみた感想などまとめれたらと思っています。

 

抗糖化に注目したコスメ

化粧水の前に使う「浸透美容液」です。

年齢による肌回復の遅れを翌日に持ち越さない!と何とも心強いことを言ってくれます。

抗酸化作用のあるコスメはたくさんあるのですが、抗糖化に注目したコスメにはなかなか巡り合えないのでサプリや食事療法と並行して試してみたいです。

f:id:bellepeau40:20181104020616j:plain

揺らぐ肌を自律し、年齢を超える【Kashi Garei】  

 

黄ぐすみ肌は「紫」で透明感を出す

黄ぐすみ肌が気になる場合、サプリや食生活改善の効果が表れるのは早くても数か月後。
すぐにでも黄ぐすみを何とかしたい場合は、メイクを工夫してみるのも一つの手かも知れません。

一般的によく言われるのは…肌の黄色味を調整するのにはパープル系の下地を仕込むのがベストだそうです。

パープルの下地は黄色味を抑えて肌に透明感を出す効果があります。

またくすみをカバーしてくれる働きがあるのもパープルのコントロールカラーの特徴。

しかし、使い方にちょっとしたテクニックが必要で、塗りすぎると白浮きして不自然な顔色になります。

顔全体に、ほんの少量薄くまんべんなく伸ばすのがポイントです。

黄ぐすみ肌の根本的解決ではありませんが、対策の一つとしてパープルのコントロールカラーを一つ調達しておこうと思います。

※リンクには表示価格より-5%になる紹介コード「PIN5416」が設定されています。

 

まとめ

活性酸素、抗酸化対策、糖質制限などなど…美肌に関係があるとは何となく知っていたもののその関係性について改めて深く納得した「黄ぐすみ肌」のメカニズム。

肌が黄色くくすむ現象は、結局のところ「老化現象」なのです。

食事制限やサプリの予防策は、結局のところ今後さらに年を取った時に現れる内臓疾患など老化が原因の病気の予防にもつながるのですぐにでも始めたいところです。

 

たかが肌のくすみといえど、老化が原因と知ってしまうとどれも放置できない深刻な問題に思え、早速今日から対策に励もうと心に誓いました。

 

それではみなさま、チャオ~🐼